nakamura

仮面ライダーブラックサンでシャドウムーンを演じている、中村倫也さん。彼の役割は当然重要だった訳ですが、私個人としては「崖っぷちホテル」というTVドラマが出会いでした。「崖っぷちホテル」というドラマは、2018年に放映されたドラマで、ホテルを舞台としたコメディドラマでした。ビジュアルが良い俳優さんくらいのイメージであったのですが、その後の活躍は周知の通りですね。個人的に思う、今回の仮面ライダーブラックサンにおける秋月信彦役はどうだったのか?考察します。

シャドウムーン中村倫也(秋月信彦)の考察

個人的には第三話と最終回の中村倫也さん演じる秋月信彦とシャドウムーンがとても印象に残っており、感動的でした。第3話は秋月信彦が今後の自分自身を明らかにして行く大事なシーンが数多く出てくる回でもあります。ゆかりの気持ちとの葛藤のもある中で、信彦は自分の信念に基づいて行動を始めます。野性的なそのシーンに、私は気持ちの高まりを覚えました。ここから物語は主要な仲間たちを通して悲劇的に進んで行きますが、秋月信彦は、その起点に立っているように思われます。徐々にその存在がクローズアップされて行くのです。中村倫也という二枚目で、線の細い俳優が、強く非常なほどの意思を示して行く姿に怖さを感じます。「やはり役者さんは凄いな!」思わずそう感じてしまいました。

仮面ライダーブラックサンの出演背景

中村倫也さんはブラックサンに出演を決めた背景について、こう述べています。仮面ライダーBLACK RXをリアルタイムで見ていた。中でもシャドウムーンについては、強烈に脳裏に刻まれていたようです。そして、今回の出演オファーについては、オファーを受けると言うよりも、自分から出演を願い出たと。やはり、年代的にリアルタイムで熱狂していた作品に対する思いは強いですよね。まして役者さんになっていた中村倫也さんにとっては、千載一遇の機会だったのではないでしょうか?視聴した感想としては、とにかくカッコ良かった!

中村倫也さんのプロフィール

本名 中村友也

生年月日 1986年12月24日(35歳)

出身地 東京

身長 170㎝

血液型 A型

主な出演作品  「石子と羽男-そんなコトで訴えます?」「ヤンキー君とメガネちゃん」「ホリディラブ」「凪のお暇」「崖っぷちホテル!」「美食探偵 明智五郎」など。

シャドウムーンの存在とは?

結局、シャドウムーンとはなんだったのか?シャドウムーンは怪人たちの世界を築こうとして行きます。その為には手段を択ばないで突き進んで行きます。そこに至るためにはたとえ昔の仲間であろうと容赦はしません。大切なのはそこに至る過程におけるブラックストーンの存在です。仲間であろうが敵であろうが、ブラックストーンを手に入れる事、創世王を取り戻すことを唯一の手段として進んで行きます。しかし物語を視聴して行く中で感じて行きました。シャドウムーン秋月信彦は、己が負ける事があったとしても、ブラックサン光太郎が引き継ぐのであればそれはそれで良いと思っていたのだと感じます。そこにはゆかりというの大きな存在を感じます。そして、同じ運命を生きて行かなければならない光太郎という絆。結局、彼はブラックサンであり、シャドウムーンであったのだと思います。陰と陽、太陽と月。それはブラックサン光太郎も同じであったと思います。